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【書評】一緒に映画館に行く人がいないので小説版「君の名は。」を読んだ【新海誠から映像をとったら?】

こんにちは、るびこです。

男同士で恋愛映画(?)見に行きたくないし、一人で観に行くのも寂しすぎる!
ってことで読みました、小説。

もうみんな観てるとは思いますがネタバレはなしで感想書きます。

www.kiminona.com

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新海誠といえば映像と音楽!

文字だけの新海誠なんて、「トムとジェリー」をラジオで聴くようなもの!

だと思ってましたが普通に面白かったです

あらずじ

東京の高校生・瀧はある朝女子高生に!
田舎で暮らす三葉になっていた。突然の田舎暮らし、女性の身体にはじめは戸惑う。
一方で都会に憧れる女子高生の三葉は瀧になっていた。二人は入れ替わっていたのである。
不定期に入れ替わる生活にも徐々に慣れ、お互い惹かれ始める。
そんな中、ある時を境に入れ替わりが起きなくなってしまう。
瀧は意を決して三葉の街を訪れるが、、、

こういうストーリーがあるもののあらすじって書くの難しいですね。
どこまで書いていいのかわからない。

内容(「BOOK」データベースより)
山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。一方、東京で暮らす男子高校生・瀧も、山奥の町で自分が女子高校生になる夢を見る。やがて二人は夢の中で入れ替わっていることに気づくが―。出会うことのない二人の出逢いから、運命の歯車が動き出す。長編アニメーション『君の名は。』の、新海誠監督みずから執筆した原作小説。
小説 君の名は。 (角川文庫)より引用

やっぱり公式はうまいですねえ。

だいたいどんな話かはわかったと思います。
読み返すとぼくのあらすじすんごい稚拙な文章だなあ。

ありがちな安い設定だなあと思いきや

はじめて映画「君の名は。」のあらすじを知ったときは「安っぽい設定だなあ」と思っていました。
どこかで聞いたことありますよね、この手のやつ。

その他の描写がすごくて、設定に頼っている感じは一切ありませんでした。

新海誠を小説で読むって実際どうなの

映画だと第三者目線というか、どちらかと言うと傍観する形になりますよね。
小説なら主人公の心境が細かく書かれているのでより感情移入できる気がします。

情景の描写は繊細で「秒速」のタッチで脳内再生されました。
これは映画が観たくなる!

瀧くんに共感できる

瀧くんは好きなバイト先の年上女性にもアプローチできない男の子なんです。
そんな経験誰でもあるはず。

そんな守りの瀧くんが三葉のために行動的になっていく姿に心を動かされます。
結局こういう定番の成長ストーリーが好きなんですよね、みんな。まるで自分も成長している気分になれますからね、いい気持ち。

今日のぐうの音

映画ありきの小説なので映画が観たくなります。

観に行く人がいないから小説読んだのにおかしいなあ。
映画を見た人なら細かい心理状況を補完する形で楽しめると思います。

ー追記ー 結局映画も観に行きました▼
今さら映画「君の名は。」を見た感想・小説版とギャップがなくて気持ちいい! - 理系男子のぐうの音

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