東京五輪ボート会場に落選した宮城・長沼の魅力をあえて語る【海の森が正解】

こんにちは、地元が長沼のるびこです。

長いこと議論が続けられていたボート競技場ですが、結論が出たようです。

正直、ボート・カヌー競技場は首都圏の海の森競技場で良かったと思っています。
せっかく話題に上がっているので、長沼のことも少し知ってもらおう！というのがこの記事の趣旨となります。

海の森競技場が正解な理由

地元民なら地元を応援しろよ！という声が聞こえてきそうです。
長沼はどちらかと言うと反対とも以前の記事で言っています。
地元が嫌いなわけでもないし、人が来てお金を落としてくれるのはいいことだと思います。

でも、
アメリカ人になった気持ちで聞いてください。別に中国でもエジプトでもどこでもいいけど

ふつう「No」でしょ。
復興五輪とか大義名分はあっても、長沼が遠いことには変わりません。
ただでさえよくわからない国に来て、片田舎に連れて行かれるなんて気の毒でなりません。

それも、観光ならまだしも国旗を背負ってだよ！？

東京五輪のさらに４年後は宮城の人は地元でボートやったこともわすれてます。
2024年のオリンピックでたまたまボートみて
「あー、４年前は地元でやってたんだなあ」
くらいですよね。

たぶん宮城以外の人は「長沼ってどこ？」状態。

「NAGANUMAがクソ田舎で調子狂って選手生命終わりだよーHAHAHA」
ってそこまでの責任は負えない。
田舎っていうのはそれだけ外国人に対する受け入れ体制がなっていない。
整えようとすると、またお金がかかる。

要するに
「東京」五輪なら東京でやろうよって話。
東京ディズニーランドが宮城にあったら怒るよね？でも千葉ならギリ許せるよね？
そういうことです。

東京五輪の会場として最適ではありませんが、いいところなので魅力を書いていきます。

自然がたくさん、って褒めるところのない田舎を形容する一番ありがちなやつ。
パッとしない男性を「優しそうな人」と褒めるのと似ている。

と知ってはいても、これなんです。
他にもいろいろ魅力はあるんだけど、でもやっぱり一番は優しいところっていう男性いますよね？そんな感じ。

バッタとか捕まえて遊べるよ。ザリ釣りとかもできるかも。
秋の夕方に口開けて自転車で疾走すると、虫を何匹か食べちゃう。まるでミジンコを食べるクジラだね。

それも座るところが鉄板じゃなくてローラーになってるやつ。レアです。

子供の頃はすんごい楽しくて無心で何周もできた。
すべり台の降り口を、そのまますべり台の階段を登りきったところまで繋げてくれればどんなに楽かと憂いた。
それが物理的に無理だと気づいたのはその数年後。

お父さんが何度誘っても、２回め以降一緒にすべってくれなかった。
それは、体重が重くなるとお尻が痛くなるからだと気づいたのはさらに十数年後。

本当はダンボールをお尻に敷いてすべるものだと知ったのはつい先日です。

沼ってすごいですよね。こんなに大きい水たまりって普通あります？地図にも載るような。
池との違いはなんだろうとか
この中にはどんな生き物がいるんだろうとか
沼の水はどんな味だろうとか
そこはどうなってるんだろう、光は届くの？草は生えてるの？
とか・・・

とか考え出すと文字通り沼にはまってしまいます。

長沼へのアクセスは、遠すぎて多分誰も来ないと思うので書きません。
どうしても知りたい方は下の記事に書いてます▼
【地元民が語る】東京五輪ボート会場移転先候補の「宮城・長沼」ってどんなところ？ - 理系男子のぐうの音

同じ宮城でも仙台はアクセスがいいのでぜひ遊びに来てくださいね！