今さら映画「君の名は。」を見た感想・小説版とギャップがなくて気持ちいい!
こんにちは、流行りものが好きなるびこです。
流行りものが好きなのにまだ観てなかったんですよ、君の名は。
一応ね、小説は読んだんだけど。
関連記事: 【書評】一緒に映画館に行く人がいないので小説版「君の名は。」を読んだ【新海誠から映像をとったら?】 - 理系男子のぐうの音
小説を読んだらね、余計に観たくなりました、映画。
そんなわけで今更だけど観てきました!
[toc]
映画と小説どっちが原作なの?
答え:どっちってわけでもないらしいです。
小説のあとがきにも、映画の制作と同時進行で小説の執筆をしていたと書いていました。
原作も監督も新海誠だし。
小説があれば小説が原作だと思われがちですけどね。
映画と小説のストーリーが完全一致で気持ちいい!
普通は小説のほうが長いわけで、
それを2時間そこそこの映画に詰め込めないわけで、
どこかのストーリーが省かれちゃいますよね。
原作読んで楽しみにしてた人からすると、そういうところで少しがっかりしちゃう。
なーんてのは映画「君の名は。」では杞憂でした!
映画と小説が互いに補完しあっている
主人公はいるって言っても、映画は第三者的な目線ですよね。
起きてることを見る
主人公と誰かが話しているのを見る
一方で小説は、主人公の心理がよく描写されています。
どういう意図で発言したのか、リアクションの裏ではどう思っていたのか
そういう意味では、自分も主人公になったかのような気持ちになれますね。
小説では脳内でしかイメージできなかった映像を映画で体験し、
映画では表現しきれないその時の登場人物の細かい感情を小説でカバーする
この2つのシナジーで作品をよく理解できました。
RADWINPSの曲がクセになる
RADWINPSって僕が高校生の頃に流行ってて、一生懸命聴いてみたけど
、、、大学では自然と聞かなくなる
ってあるあるだと思うんです。
君の名は。の挿入歌はそんなRADWINPSのイメージを覆しました。
どの曲もキャッチーで、聴いててどこか不安になるあの声も高校生特有のの不安定な精神状態と重なって、すっと耳に入ってきました。
映画終わったあとはずっと脳内でリフレインしてましたもん。
これは小説ではどうやっても味わえませんね。当たり前だけど。
やっぱり動く三葉はいい。
小説では奥寺先輩派だったんですけど、映画見たら完全に三葉派になりました。
まさか奥寺先輩あんなに派手だったとは。
瀧くん(三葉)をバイトで助けてくれたので、芯のしっかりしている人だとは思ってましたが。
あと、奥寺先輩の喫煙者設定って必要?
相対的に三葉の株を上げただけな気がする笑
って思ったらみてらん (id:miteran)さんがこちらのブログでタバコについて言及されていました。
封印してたタバコを解禁するところを転機と捉えていて、なるほどなあと思いました。
参考リンク: 君の名は。を二回見て気づいたこととか - miteranの日記
今日のぐうの音
公開当初に観た人も小説読んでみると面白いと思いますよ!
そしてもう一回映画を観たらまたちょっと違って見えると思う。
あと、かつての僕のように小説しか読んでないあなた!
映画館で観られるうちに観ておきましょう!
彗星がむちゃくちゃキレイですよ。あと、動く三葉も見られます。
スピンオフ小説もあるみたいですね、読んでみようかな
やっぱり流行りものは安定して面白いですね。
Copyright© 理系男子のぐうの音 All Rights Reserved