会社で消耗しはじめの新人によるブログ。
ガジェット、ファッションを中心としたライフスタイルを提案する雑記。

理系男子のぐうの音管理人の2019年の振返り。

2019年12月31日にこの記事を書いている。普段ブログには書かないようなことを備忘録を兼ねてまとめておこうと思ったからだ。

他の記事では誰かしらの役に立てるように気を付けて記事を書いているが、今回ばかりはただただ思うままに今年の出来事を思い出しながら好き放題書こうと思う。

2018年12月引越し

今年(2019年)の振返りなのに去年のことから書き始めるなんて、若干のルール違反な気もする。しかし生活が変わったタイミングなので許してほしい。

2018年まで研修の一環で子会社に出向していた。そして12月に本社に帰任したのである。

子会社出向時には場所は伏せるが、都心まで電車で2時間くらいの、割と条件の良い田舎に住んでいた。車も持っていて郊外のショッピングセンターや自然豊かな観光地へのドライブを週末には楽しんでいた。

そこから本社へ転勤&引越しをした。僕は都心での生活を刺激的に感じていたが、妻はむしろ以前の生活の方が性に合っていたようだ。

ちなみに2019年12月に入籍してから2年を迎えた。

【本業】会社員としての2019年

今年で大手メーカーに新卒で入社して4年目になる。先述の通り子会社から親会社に帰任して1年が経過した。

まずは子会社と親会社の違いについて。優遇や体制における違いは「大手子会社と親会社、どっちも経験した感想。就職するならどっちがおすすめ?|理系会社員のぐうの音」で既に述べたので割愛する。

先述の記事内では一般的に言えそうなことを書いたが、本記事では僕の場合、の話をしていこうと思う。まず前提として、子会社はいわゆる工場だった。一方で帰任した本社は本社部門(直接製品には関わらない)である。それゆえ、仕事の進め方が全く異なるのが印象的だった。

子会社では納期ありき、生産が最優先で仕事が計画された。というか計画の余地なんてなくて生産に穴を開けないようにするには、進め方は一通りしかないケースが多い。

一方で本社部門は仕事の遅れが生産に穴を開けることがない。バタフライエフェクト的に製品計画それ自体に影響してしまうこともあるかもしれないが、どちらにせよかなり上流なので遅れが調整によって吸収できる(できてしまう)ことが多いのだ。何が言いたいかというと、必然的に計画がFIXされる工場と違って、自由度がありすぎるため計画立案に時間を要する。このことには問題点が2つある。

  1. 計画立案自体は付加価値を生まない(計画通りだろうとなかろうと、達成されて初めて価値を生むのだ)
  2. 多くの人は計画を立てる工数を考えていない(だからじわじわズレが生じる)

こんな感じで正直すごく違和感あった。「遅れを挽回するための打合せ」とかやらずに仕事進めようよ。

あんまり繁忙期とかないし、自分かいない時のバックアップ体制とかも完璧だし、仕事環境としてはこれ以上ないんだけれど、なんだかなあと思う面もあった。

ちなみに年間の残業は40時間くらいで、有給の取得は19.5日だったので、ホワイトな職場だと断言できる。

こんな弊社だけれど法定ギリギリまで残業している部署もある。大企業に関しては「この会社はブラックでこの会社はホワイト」と断言できないことは覚えておいた方がいいと思う。もし大手志望の就活生が読んでいれば。

不満(というか違和感)を書いたが、解決策を思いついたわけでもなく、仕事内容もそれなりに楽しいと思っているので、総合的には満足。

【副業】僕のブログにとっての2019年

各年一行でブログ開設から振り返ってみる。

  • 2016年:ブログ開設、アクセスがうなぎ上りで楽しい
  • 2017年:とにかくなんでも記事にしようと貪欲
  • 2018年:伸び悩み

こんな感じ。そこで(?)2019年は色々やってみよう!となってWordPressいじってみたり、他メディアに寄稿したりしてみた。

他メディアへの寄稿はとても勉強になった。自分の文章に対してフィードバックをもらう機会はそうそうない。しかし寄稿を通して担当さんと推敲を重ねることで、お金をもらいながら勉強させてもらった。

先述の通り生活環境が変わって可処分時間も増えたので、もっと記事を書こうと思っていたのに、あまり書けなかったのは素直に反省すべき点だ。

正直なところ、一時期ほどのアクセスはなくなったが体感としては今くらいが僕のブログに対する正当な評価なんだと思う。ブログは運営が長くなればなるほどひと記事に対するハードルが上がってくる。自分の中でのハードルの話である。読者の期待というハードルは、存在しないと理解している。現状よく読まれている記事も、案外サクッと書いた記事だったりする。来年はもっと小さいことでも気軽に記事にしていけたらなあ、と思っている。

【プライベート】20代男性としての2019年

子供が生まれた。

11月初旬の話だ。

4月くらいは妻はつわりで本当に辛そうで、どうしていいかわからなかった。とりあえずストレスだけは与えまいと徹していたが、どうやらそれも十分ではなかったようだ。

初夏くらいになれば、安定期に入り一週間程度の旅行もできるようになった。妊婦の行動や食事は多少の制限があるものの、もう当分訪れないであろう二人だけの旅行を存分に楽しんだ。

なるべく産婦人科には同行した。少しずつ大きくなっていく我が子のエコーを見るたび、会ったこともない人に対しこんなに愛おしさを感じるものなのかと驚いた。オンラインだけで恋に落ちる人の気持ちもわかった気がした。

そして妻は里帰り出産のために実家に帰った。

妻の実家は陸路で半日程度かかる場所なので、出産には間に合わなかった。病院に着いたときにはぐったりした妻となぜ「赤ちゃん」と呼ばれるか納得させてくれるような小さな我が子がいた。およそ3,400 gだったため、相対的には小さくはなかった。

「たとえば3,000 gの赤ちゃんなら、その1.1倍以上出てくるのは大変だった」と出産直後の妻。

「重さが1.1倍なら直径は1.1の三乗根になるはずだよ」と返したら怒られた。

上記のような明かな失言はしてしまったが、妻には感謝しきれないほど感謝している。

新生児を見たのは初めてではなかったが、一般的にイメージする赤ちゃんというより、むしろおじさんに近い顔には面食らった。赤ちゃんにしては豊かな毛髪が初老にしては貧しい父のそれを連想させ、その思いに拍車をかけた。

現在はおよそ生後2ヶ月。

顔も大きく変わり、いわゆる赤ちゃんになった。赤ちゃんを可愛いと思うように遺伝子にプログラムされていることを差し引いても可愛い。あれだけ時間を無駄にすることを嫌う僕ですら、ずっと抱っこして1日をのんびり過ごしたいと思うほどだ。

早く大きくなったところを見たい気持ちと、ずっとこのままでいて欲しい気持ちが同居している。来年は育児に関する情報も発信していきたいなあ。

今日のぐうの音

というわけで2020年もよろしくお願いします。

特にあなたのためにもならない記事を最後まで読んでくれてありがとうございました。有益そうな2019年のまとめ記事を以下に並べておきます。

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